グラフィックボードとはパソコン上の映像を綺麗にかつ滑らかに映し出す装置です。パソコンの映像をモニターに映す場合に必要なパーツです。
グラフィックボードと一言で言っても生産するメーカーや性能によってかなりの価格差があり、最上級の性能だとグラフィックボードだけでパソコンが１台買えてしまう程の価格になります。
グラフィックボードに必要な性能はあなたが何にパソコンを使いたいかによって大きく異なります。この記事を読めばグラフィックボードの事が理解でき無駄なコストを掛ける事が無くなります。
パソコンでのグラフィックボードの役割
最新の３DゲームやＣＡＤ等の製図ソフトを実行する際にはかなり高性能なグラフィックボードが必要になってきます。性能が悪いグラフィックボードだとソフトが起動しない場合あり、起動出来たとしても動作がカクカクした感じになってしまい作業する効率がかなり悪くなってしまいます。
CPUやマザーボードの中にはこのグラフィックボードの機能を併せ持つ物があり、別途グラフィックボードを用意しなくても良い場合があります。これを「オンボードのグラフィック」と呼びます。
ただしＣＰＵやマザーボードに内蔵されているグラフィック機能は高性能ではなく、３ＤゲームやＣＡＤ等を行うには不向きとなっているので、３ＤゲームやＣＡＤ等を行う場合は別途グラフィックボードを準備する必要があります。
インターネット閲覧やブログ作成それにyoutube等の動画の再生は比較的動作が軽い作業なのでオンボードのグラフィック機能で十分対応可能です。これらの作業にしかパソコンを使用しないのであればオンボードのグラフィック機能を使って別途にグラフィックボードを用意する必要が無くコストを削減する事が出来ます。
パソコン用のグラフィックボードを生産しているメーカー
グラフィックボードは大きく分けてNVIDIA社製とAMD社製社製に分ける事が出来ます。グラフィックボードを生産販売しているメーカーは多数ありますが、グラフィックボードの頭脳であるGPUを生産しているメーカーはAMDとNVIDIAの2社しかありません。
NVIDIAが開発生産しているGPUは GeForce（ジーフォース）と呼ばれるものでAMDが開発生産しているGPUはRADEON（ラディオン）と呼ばれる物です。
ひと昔前ではグラフィックの表示性能（表示の綺麗さ）で選ぶのならGeForce、グラフィックの表示速度（表示スピード）で選ぶのであればRADEONと言われていましたが、近年ではその性能がかなり縮まってきていて同価格帯の製品ならばどちらを選んでもそれほど性能差はありません。
グラフィックボードのまとめ
いかがでしたか？必要なグラフィックボードの性能はあなたがどんな作業にパソコンを使用するかによって大きく変わって来る事が理解できたと思います。
インターネットの閲覧やブログを書くだけならオンボードのグラフィック機能を使い低コストでパソコンを自作する事が可能です。
グラフィックボードに限らず必要の無い程高い性能のパーツを使う事は無駄な投資になってしまいます。あなたが何をメインにパソコンを使いたいかをまず考えてパーツを選ぶ事が非常に大切なのです。
