パソコン用のモニターの選び方【快適なパソコン環境を構築する】

みなさんが今使っているパソコン用のモニターの大きさはどのぐらいでしょうか？

パソコン本体の性能と同じぐらい重要なのがモニターの大きさです。スマホぐらいの大きさの７インチ程度だと非常に作業がしにくいと思います、逆にリビング用のテレビの様な大きさですと大きすぎて首が疲れるし見にくいと思います。

快適に作業をするには適正な大きさのモニターを選ぶ事が非常に重要なのです。

デスクで使用時に快適に作業を進められるモニターの大きさは１７インチ～２７インチが適切です。この大きさの中から設置したい場所のスペースと予算に合わせて決めます。

画面の大きさ以外にもモニター選ぶ際にはとても重要な項目が３点あるので是非参考にして下さい。

①画面形状の種類

モニターにはインチサイズの他にも横と縦の比率があります。縦の長さと横の長さの比率が規格で決められているのです。

横と縦の比率が５：４の正方形に近い形状で画面全体を見渡しやすく、ExcelやWordといったオフィースソフトはもちろんブログ作成に適した形状になっています。

横と縦の比率が１６：９の最近主流になって来ている画面形状で、映画やテレビそれにゲームをする時に適しています。また２３インチ以上であればExcelやWordそれにブログ作成にも適しています。

「何だかよく分からない」場合やスクエアタイプとワイドタイプどちらにしようか迷った場合は２３インチ以上のワイドタイプを選んでおけば何も問題ないと思います。

画面の光沢のには２種類ありグレア（光沢）タイプとノングレア（非光沢）があり、パソコンを何に使うかによって適した種類は違ってきます。

光沢があり画像が鮮やかに鮮明に表示され、映画やテレビそれにゲームをする場合に適しています。

画像は非常に綺麗なのですが光が反射してしまい見づらくなってしまう場合があります。また自分や部屋の中の物が画面に映り込んでしまう場合もあります。

光沢がなく自分や部屋の中の物が映りこみしにくいです。また長時間見ていても目が疲れにくい為にExcelやWordのオフィースソフトそれにブログ作業するには非常に適しています。

グレアタイプと比べると画像が少しぼやけた感じになってしまいます。

モニターにはパソコンとケーブルを使って接続する事になります。接続するケーブルの種類は以下の３つの方法があり、代表的な接続方法はDVI接続ですが、テレビ等のデジタル家電を中心に主流になりつつあるのはHDMIケーブルを使用した接続方法です。

本来はテレビ等のデジタル家電向けの接続方法で、最近はパソコンでも使われ始めているのがパソコンとモニターをHDMIケーブルで接続する方法です。その場合はパソコンとモニターの両方がHDMI接続に対応している必要があります。

この接続方法の最大の利点はケーブル一本で映像と音声の両方を転送する事が可能な点です。モニターにスピーカーが内蔵されていれば別途にスピーカーを用意する必要が無くなります。

現在の代表的な接続方法がDVIでの接続です。HDMI接続に対応していない場合はこの方法で接続する事になります。

HDMI接続の場合と違って映像のみで音声には対応していません。

少し古いモニターやパソコンだとHDMIはもちろんDVIも対応しておらず、VGAでの接続しか対応していない場合があります。

上で解説したHDMI接続とDVI接続に比べて画質が少し劣ってしまいます。

DVI接続と同様映像のみで音声には対応していません。

新しくモニターを購入した場合にHDMIケーブルを使って接続したくても、パソコン側がHDMI接続に対応していなくて接続できない場合があると思います。

その場合は変換コネクターを使用する事で対応できる場合があります。

注意したいのは、どんな接続方法にも変換できる訳ではなく、変換方法には制限がある事です。

※DVIをHDMIに変換した場合は音声の転送はできません。

いかがでしたか？モニターを選ぶ際にはパソコンを使って何をしたいかで選ぶ事が非常に重要なのです。

新しくモニターを購入する場合には、まずパソコンを何に使いたいか考えたうえで以下の３つの項目を確認すると失敗することはありません。

ゲームのプレイをメインに考えている方は上記の３点以外にもモニターの応答速度も確認した方が良いのですが、そうでなければ応答速度はそれほど気にする事はありません。

私がブログ作成に使っているのは、個人的には映り込みが嫌なので２４インチのワイドでノングレアタイプの物です。画面の大きさもブログ作成には丁度良いと思っています。