新型コロナウイルスの流行がなかなか収まらないですね~。連日の様にニュースでは「新型コロナ第3派の流行の兆しが!」とか「感染者数が過去最多に!」とか言っていて油断できません、それに伴って会社に出勤することなく自宅でテレワークを行う機会もまだまだ増えています。
テレワークを行う場合に必ず必要になってくるのがパソコンです。勤務する会社がテレワークで使用するパソコンを支給してくれる場合は良いのですが、そうでない場合はどうしようか迷っちゃいますよね?さっぱり分からない人も多いと思います。
そこでパソコンを選ぶ際にチェックしておきたい重要なポイントを優先度の高い項目から順番に紹介します。
テレワーク(在宅勤務)に使用するパソコンの性能
テレワーク(在宅勤務)用に『パソコンを買ったがデザイン重視で選んで決めてしまった為に、普段会社で使っているパソコンに比べて動作が非常に重く感じてしまった』等の失敗をしない為にもまず自分の行いたい作業に必要なパソコンの性能を確認しましょう。
必要となるパソコンの性能はテレワーク(在宅勤務)で使用したいアプリケーションソフトによって大きく変わってきます。
アプリケーションソフトには快適に動作させる事ができる推奨するスペックが明記されている場合があります。『Excel』や『Word』といったビジネスに多く利用されている『Microsoft Office』を例に見てみましょう。
『Microsoft Office 2019』の必要スペックは以下の通りになっています。
OS | Windows10 |
CPU | 1.6GHz以上 2 コア以上 |
メモリー | 4GB (64bit) 2GB (32bit) |
ストレージ | 4GB以上の空き領域 |
モニター | 画面解像度1280 x 768以上 |
その他 | インターネットに接続可能な環境 |
どうですか?意外と快適に動作させることができる必要スペックは低いです。この程度なら4~5年前に購入したパソコンでも十分満たしていると思います。
ただしこれはMicrosoft Officeを一つだけ起動させた場合の推奨スペックです。みなさんが実際にテレワーク(在宅勤務)で使う場合は『Zoom』を使って通信しながらプレゼンテーションソフトの『PowerPoint』を使って発表し別ウィンドウでも『Excel』を開いてデータを確認する※【マルチタスク】といった使い方をする場合が多いと思います。
なのでストレスなく快適に動作させるにはメーカーが推奨するスペックの1.5倍ぐらいの性能のCPUとメモリー容量が望ましいのです。
【マルチタスク】での使用を考慮した場合での『Microsoft Office 2019』の快適に動作させる事ができる推奨するスペックは以下のようになります。
CPU | 2.4GHz以上 4コア以上 |
メモリー | 8GB以上 (64bit) 4GB以上(32bit) |
これでもそれ程必要なスペックは高くはないです。現在発売されているパソコンであれば極端に安い製品ではなければこの程度のスペックは満たしている場合が多いと思います。
マルチタスクとは?
マルチタスクとは一つのパソコン上で複数のアプリケーションソフトを実行している状態の事です。例えばオフィースソフトのExcelとWordを同時に実行している状態をマルチタスクと言います。
テレワーク(在宅勤務)に使用するパソコンの種類
使用するパソコンの性能が分かったら次に考える事はディスクトップパソコンにするのかノートパソコンにするのかを決める事です。
どちらにするのかはパソコンの使用目的によって変わってきます。使用目的が主にオンライン会議なら最初からカメラやマイクが内蔵されているノートパソコンが向いていますし、使用目的が図面の作成など専門的なソフトを使いたい場合には高性能なディスクトップパソコンが向いています。
持ち運びしたいかでも変わってきますね。ノートパソコンなら何処へでも比較的簡単に持ち運びができます、デスクでの作業に疲れたらベッドで横になりお菓子を食べながらでも操作できちゃいます。
そこでディスクトップパソコンとノートパソコンのそれぞれの特徴を比べてみましょう。
ディスクトップパソコンの特徴
- ノートパソコンの同価格程度の物と比較した場合にディスクトップパソコンのが性能が高い。
- 後からパーツ増設しやすくパーツの交換も可能な場合が多いので買い替えずに長い期間使用する事ができる。
- モニターやキーボード等の周辺機器を自分好みの物に交換でき、それに合わせて本体のみ購入する事も可能な場合がある。
- 比較的サイズが大きく持ち運びには不向き。
ノートパソコンの特徴
- 何処へでも比較的簡単に持ち運べる。
- 標準でカメラとマイクが内蔵されておりすぐに使用する事ができる。
- 消費電力がディスクトップパソコンに比べてかなり少ない。
- ディスクトップパソコンの同価格程度の物と比較した場合にディスクトップパソコンのが性能が高い。
- 後からパーツを増設するのには制限が多く、基本的にパーツの交換はできない。
いかがでしたか?ディスクトップパソコンとノートパソコンにはそれぞれ一長一短がありとても悩んでしまいますよね?もし悩んでしまった場合にはノートパソコンを選んでおけば場違いはないと思います。
テレワーク(在宅勤務)に使用するパソコンのまとめ
テレワーク(在宅勤務)に使用するパソコンの性能や種類はあなたがパソコンで何処で何をしたいかによって大きく変わってきます。
例えば会社で使う資料を作成したいだけなのでオフィースソフトのExcelしか使用しない場合は、ディスクトップ型パソコンやノートパソコン問わずにパソコンの性能はそれほど気にする事はありません。
対して専門的なCAD等の製図ソフトを使って図面を作成したい場合にはある程度高性能なディスクトップ型のパソコンが必要になってきます。
私のブログではパソコンの性能の確認方法等も記事にしているのでそちらも合わせて参考にして頂ければ幸いです。